私の「正論」著者:小藪 善和文芸社 2004 10月発行
何でまだ売ってない本の画像があるんだよ!?
という至極まともなツッコミには「裏世界には色々あるのさ」と答えておこう。 嘘々。単純に知り合いの関係から頂いたものです、はい。
筆者は団塊の世代とのことで、高度経済成長はもちろん、バブル経済という言葉にイメージすら湧かない若輩者である僕の感覚とはまた違ったものを感じるけれど、名も知らなかった作家の作品を読むということはまた刺激的なものがある。
<~以下本文より抜粋~> 興味の対象といっても一過性のものであっては寂しい。できればある程度の連続性や永続性を求めたい。もし、自分の興味の対象としてやったことが他人の興味の対象としても成功すれば、一度目はフロックと言われ、二度目からやっと評価もされ、それに伴って批判もされるようになってくるものだ。評価も批判もされるようになれば、世の中全体でなくとも、部分的にであれ認知されるようになったということだろう。そうなると、それに対しての責任も伴ってくるようになる。
一読して、やはり違和感というか、僕はそうは思わないと感じる点もあった。ただし片意地の張っていない文章は自然体で読みやすかったなぁ。カテゴリーは帯にも書いてある通りエッセイなんだろうけど、ストーリーが繋がっている幾つかの部分が印象深いハイライトになった。 発刊前の書籍を読むなんて中々ある事じゃないのでネタバラシにならない程度に紹介するということで了解を得ての事です、ハイ。
(何か言い訳がましいな)
(いや、だって秘密事項に触れてるみたいでさ)
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