
ゼノギアス
これは僕にとって、いや、多くのRPGが好きで、物語を楽しみたい探求者にとって、今なお記憶の奥に鮮明に残る作品。
多感な時期を少し過ぎたかどうか、といったタイミングでプレイしたけれど、本当に驚きの連続だったなあ。RPGには他のゲームと違う、物語としての作品性を求めてしまうのだけれど、こいつぁ一から十まで完結したお話だ。箱庭の世界で箱庭の中の人間が生まれて、そこには明確な使用意図があって……。これ以上書くとネタバレしそうなので。。。
大体同時期にエヴァンゲリオンというアニメ作品が放送されていたと思うけれど、こちらは今までしっかりと見たことがない。ゼノギアスがその代わりになっているからかもしれないけれど。
またその世界に行ってみたくなったので、この文章を書いている。箱庭の世界で、箱庭の人間が、なぜ生まれたのか、その理由を完結させている物語。それでも明日はやってくるんだから仕方ないっつーか、そんな姿勢が堪らなく好き。
ゲームというエンターテイメントが映画という表現方法を圧倒的に置き去りにした金字塔(個人的な主観ですけどね)。
ブックオフにでも行けば2000円でお釣りがくるのはこの作品の質から言えば、スゲーことだ。(説明できない感情は全部、スゲーとしか言い様がないです、ええ( ;^^)。
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