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思いつきと気まぐれが良い響き。だからといって自由なわけでもないけれど。

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くたびーち?

※毎日寒いので意味も無く南国風味。

もう今日ですが。

28日で仕事納め。今年も一年早かった。平坦な日々を過ごしていたからだろうか、子供の頃と比べて時の経つのはあっという間でビックリする。

仕事終わりに本屋さんに寄ってバイク雑誌を立ち読みしていたら、他にも3人くらいそのコーナーにいて、40台後半と思われる真面目そうなおじさんが「ハーレー」の専門誌を読んでいた。僕と同世代と思われる人は、別冊モーターサイクリストという雑誌の新車の紹介ページを読んでいた。最後の一人は30歳半ばくらいのライダージャケットを着た人で、中古車情報誌Goo Bikeを読んでいた。

ああ僕の理想では最近スーパースポーツ車を買ったは良いけれど腰に不安を感じている中年ライダーとタイミング良く知り合う事であり、ハーレーを購入してクラブ活動に参加するようなバイク乗りではないのだ。この分だと腰に不安の無い同年代の人も貯金を叩くなりローンを組むなりして最新SSを手に入れ、30代の人は手ごろなセカンドバイクを手に入れてメンテナンスに余念が無いに違いない。アンバランスな選択は時として「孤高」の称号を得るが、ほとんどが「変人」の評価に甘んじることになり、リスク管理という名の下に落ち着くところに収まるものらしい。

僕は何を読んでいたかというとRIDERS CIUB2月号で、その中に書いてあった「バイクを趣味とするならば一度はドゥカティにハマれ」というピザの配達や新聞を配っている方達以外は、全員当てはまりそうなありがたいお言葉を真に受けるのは意思はあっても現実が許さないので丁重に無視させて頂き、速く走る為なのかパッション(情熱的)に走る為なのかそれともただの《トレンド》という名の気まぐれな女性に媚びた結果であるのかよく解らない、取り合えず「曲がれる」らしいライディング方法「閉じて曲がる」という記事の内容を試してみる事にした。気は進まなかったが懐は痛まない。

僕がつたない読解力で理解したのはコーナー手前でブレーキを使って減速した後、車体をバンクさせて曲がり始め、そして車体をほとんど起こしきるかどうかといったタイミングでようやくスロットルを開けるらしいというわけで、その間のコーナリング中はずっとスロットルを閉じ、来るべき時に備えて鎖国時代の江戸幕府のように外部からの脅威を否定しろ、と。

コーナリング中にアクセルを全閉にするというのは平和を信仰し、パンツ一枚でソファーに寝転がりながらお客様を待つ行為に等しく、正装して部屋の掃除も済ましコーヒーの一杯でもたしなんでいる、コーナリング中にアクセルコントロールを積極的に行うやり方とは大きく違う。ここで大事なのはタイヤが2つしかないバイクという乗り物でバンクさせた状態(その上、現場は公道である)は平和とは無縁であり、軍事境界の緊張感とより近い。

長々と裏づけもなしに書いてしまい、ここまで読んで頂いた方にはお詫びをしたいと思う。

簡単に述べる。「閉じて曲がる」のはスゲー不安だった( ;^^)。

しかしここに一つ追加しなくてはならない。「閉じて曲がる」というのは「最新の」四気筒スーパースポーツ用の乗り方であると書いてあり、そのライディング理論の真髄に至るには100万前後の受講料を支払って初めて、その入り口に立てるのだ。

(ライダーズクラブは中々セレブなクラブ活動ですね)

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