
250RRに装着したNewタイヤである、αー10。最初の印象は皮むきが完全に終わって無かったようで、「サラサラ」する、とか感じたけど、今は一変した。ベターッとアスファルトに食いついて、ラインが全く膨らまないどころか、リアにしっかりパワーを掛けていかないとオーバーステアに( ;^^)。こりゃ4st4気筒クォーターにはオーバーなタイヤかも。
だって考えても見てよ、α-10は70SPの後継モデル、全くの新作を20年近く前に設計されたマシンに装着しているわけでなんか変な感じ。´90年~の中型モデルがあんまし古い感じがしないのは新型の出ない閑散とした現状を突きつけられるようで寂しくもあるけれど。今CBR900RRとか見かけると「前世紀感」を強く感じるのにね。
それはさておき。
総じて感触の良いタイヤである。なぜならいつも通る道の、状況が許せば4速1万回転で脱出できる(僕が余裕を持って扱えるレベルでの話だ)切り返しのコーナーで安心して「カチッとキマッタ」から。それだけ。
寿命に関してはコンパウンドの柔らかさは70SP以上かも。タイヤがしっかり温めてスポーツすればすぐにはい、さようなら~、となりそう。とにかく曲がりたい欲求不満が溜まるタイヤである(笑)。