その1はこちら。
今回の映画は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」。
えーと、泣けます。では以下に暴走気味の感想文を。
暇があれば物見矢倉に登って空を見上げるのが好きなあおぞら侍のお話。
届かないものへの想いが、見つめるその先にあるとして、それはきっと本人にも解らないぼんやりした形。雲のように気まぐれで、空のように遠くて。
張り詰めた空気があるわけじゃなくて、日常の積み重ねが時代を造る。当事者として選ぶ道は一つしかなくて、せいぜい回り道するくらいの儚い抵抗しか許してはくれない。
「選ぶしかなかった場所」に立って、それでも。
生きていく。
確かに。
深く心に残ってしまう作品だった。
観るのは今回2回目なんだけど、ヤッパリ泣けたなあ。目が痛い。
子供に見せたくないアニメ1位?僕にはよく解らない。まだ親の気持ちになったことは無いからかな。それを言うならネコ型ロボットアニメ。あだ名「巨人」の方が理不尽で問題だと昔から思ってるんだけど。
僕はもう子供じゃないし、今の自分の感覚でしか受け止められないけれど、大人向けの映画だよな、これ。哀しいよ、やるせない気持ちになる。
中年に差し掛かったお父さんに観て欲しい映画です。油断しないで(とくに男性)はハンカチ用意して下さい。1回目観たのは、ながらで見てたテレビ放送だったけど、不意打ちでカンペキにやられました。気を付けろ(ホントに)。
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