ナデガタサーカス
ハイブリッドインセクター(仮面ライダーV3の世界観が面白い)
V3がおじさんになった未来、今風というか正義って何処にあるんだ?ってな勧善懲悪とは一線を画した作品。カッチョ良いっす。まだ完結してないんだけど、続きが楽しみ。
読んでて思ったんだけど、今放送中のカブトムシライダーは歴史を築いてきた〝仮面ライダーブランド〟とは関係無いよなあ。僕はブラックが子供の頃にタイムリーで見て、久しぶりに復活したクウガの子供騙しに頼らない力の入れように「うおーおもしれー」と喝采を送ったクチだ。オダギリジョーの起用は今でもベストキャスティングだと思う。
続くアギトもストーリーで魅せてくれた。でもそれ以降の作品は見ていない。
何故か?(あ、響はちょっと見てました( ;^^)。あれは別に考えてます)
それは僕が勝手に思っている、仮面ライダーを名乗る要素を満たしていないというか「それってライダーの意味無いじゃん」。そんな中途半端なモノ作るくらいなら新しいヒーロー生み出す努力をしてくれと。平成ライダーは僕の中でクウガとアギトで終わりを告げた。(あ、響は別で←しつこい)
最近子供が漫画離れを起こしているとどこかで読んだ後、そう言えばコンビニや書店で漫画雑誌立ち読みしてるの大人ばっかりだ、と感じた事に繋がるんだけど、僕が子供の頃に喜んでいたエンターテイメントを同じように小学生が求めているかというと違うわけで。重なる部分が無いとは言わないけれどまあ、何が言いたいかっつーと、「仮面ライダーは大人のヒーローで居るのが一番じゃないか?」と。
傷だらけのヒーローですよ。上のリンク先にあるV3よろしく、例えば腕が悲鳴をあげて「バキッ」とかボロボロ崩れながらも、
「この身体ももう限界か……動きやがれ畜生め!!!」
とか言ってる30年後、人造人間の呪縛を受け入れながら再び戦いに赴く作品でも創ってくれたなら、見る。それこそテレビに齧りついてでも見る(笑)。
V3を例に出したのは、実写でそのまま、キャスト変更なしで演じられそうな役者が、風見志郎役の宮内洋くらいしか思いつかないからだ( ;^^)。
そうなるとおじさんライダーならぬ〝初老ライダー〟になりそうだけど(笑汗)。