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思いつきと気まぐれが良い響き。だからといって自由なわけでもないけれど。

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僕はうどんが好きだ。

ここの所日曜日は毎週うどんなんだけど、それは「今晩何が良い?」と聞かれる度に「うどんがお好みです」と答えているからで、僕のうどん好きも中々なものです。飽きないんだね、コレが。「いっつもうどんばっかりやんか~!」と批判はあるけど(汗)。

うどんはコシが命だ。堅いうどんなんか存在価値も無い。誤解されがちだけど[堅い]と[コシ]とは似ているようで別次元の問題だ。歯が当たった時には柔らかく、噛み込んで行くにつれて弾力を感じる、コレ。

深い鍋に5ℓ程水を入れ、沸騰させる。茹でる時間はたっぷりと。茹ですぎに気を付けろって?いやいや、熟練の達人が打った麺は30分煮込もうがコシがなくなる事など無い。戦の吉報を待つ武田信玄の様にゆるりと構えておけば良いのだ。茹で上がった麺はザルにあけ、冷水で素早く揉んでやる。表面のぬめりを取り、全体を締める、完璧。

スープも大事だ。麺の小麦風味を殺さないように最高級の利尻産昆布をお湯が沸騰する前に取り出し、老舗の薄口しょうゆを合わせる。限りなく透明に近い液体は麺の風味を引き出し、更に香り高い後味を舌上に残す。間違っても濃口しょうゆ等は使ってはいけない。下品な塩分がうどんを食す高揚感を台無しにしてしまう。

ああ、書いてるだけで涎が出るぜ。あの喉越し、スープの風味……。よし、こうなったらいつもの様に『カトキチ』の冷凍麺に『キッコーマン』の3倍濃縮のめんつゆを水道水で薄めて戴くとするかな。

え!?何々?これまでのうどんに対するウンチクはどうしたって?嫌だな、好きな物に「こだわり過ぎる」と「好きで無くなってしまう」よ。東京風だろうと関西風だらろうと、讃岐も細うどんも平等に愛してこそのうどん好きですよ。ストイックなこだわりは海原雄山にでもお任せして、いつものやつを美味しく戴くとしよう。うん、うまい!

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