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思いつきと気まぐれが良い響き。だからといって自由なわけでもないけれど。

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いやー、明けましておめでたいです。2000年代も後半に差し掛かってまいりました。発展とか進歩とか言うものはいつの間にか日常の一部になっていて、気づき辛いものだけれど、周りが変わっているのならそれを把握して、自分が変わるべきなのか、変わらないように保つのか、確信犯でいたいと思う。

流されてたどり着く場所というのは、海流に乗った小船のように予定調和の出会いしか生まない事が多いけれど、受け入れることのできる範囲ならそれも良いさ。だけど――今、否定している場所にいつの間にか立っていて、そのときの気分は結構悪くないような気もするが、そんなのは悲しい。

過去の自分への言い訳で成り立っているのは軌道修正を繰り返し、繰り返し……予定通りには行かないものだね。大切なのはその結果に自分の意思がどこまで反映されているかどうかだ。それも結局「ナルシズム」という自己満足で終わっている想いだろう?それでも何かを得ようと思って生きていくのなら、虚しい努力を惜しんではいけない。いつかどこかで何かが素晴らしく輝く事を信じて。

(明けましておめでとうございます)
(こんな時くらい前向きな姿勢を見せないとね)

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皆さん、本日は聖夜でメリーな一日ですが、この日のために秋から準備をしている用意周到な方は成功をお祈りしております。これといって予定のない方は僕と同じです。商業主義を形にしたような町並みから目をそらしつつ、信じてもいない仏様について思いを馳せましょう。

ところで僕はCBR250RRを通勤の足に使うことで、日々減価償却を行いつづけているわけだが、ことモーターサイクルを愛するものにとっては費用対効果のように損得勘定を取り入れた考え方は総じて不評である。

軽自動車に至るまでインジェクションが一般化された「皆の乗り物」である四輪とは違い、未だにキャブレターを装着していることが一種の美徳であるかのような二輪においては所有する目的がつまり「パッション(情熱的で刹那的)」であって、視姦して楽しむ人も、スピードに取り付かれた中毒者もリセールバリュー(バイク王に提示される金額のことだ)を気にして車種を選択するようなことはしないので、変態の烙印を押された売れないとわかっているカテゴリーのバイクをフルモデルチェンジしてしまい、軽自動車で儲けた利益を間接的にユーザーに還元してくれる良心的な企業であるスズキのモーターサイクルも少しは売れる。

故障したらしたで、クレームを付けるどころか「かわいいやつめ」と目を細めてしまう、メーカーにとっては感謝をこえて感動すら生み出すユーザーを多く抱える業界の景気が悪く、四大メーカーが軒並み赤字を計上しているのは「俺のマシンの後ろにの・ら・な・い・か?」というアプローチが女性にとって、セレブ合コンとやらに僕が参加する虚しさ(用は場違いということだ)と同列に値するほど「寒い」からではなく、これほど感性を刺激する素晴らしい乗り物に興味を持ち、皆から祝福されるべき「聖人君子」が絶対的に不足しているから、と言える。(この場合の¨聖人君子¨と¨マニア¨は同義語である)

「あなたがもし、ドゥカティの999SPSを所有していたとしても、女性は間違いなく10年落ちのワゴンRを選ぶであろう」この揺ぎ無い事実はライダーにとって荘厳な神の神託の如く厳粛に受け止めなくてはならない。

自虐ネタですかって?いやいや、僕はスズキの出し惜しみしない姿勢も好ましく思うし、カワサキのイメージカラーである、「バッタのような」ライムグリーンだって魅力的で堪らない。用はライダーにとってクリスマス等といったイベントとはミスマッチング甚だしく、人間の重量だけで橋が崩落するような人口密度の高い『スポット』に向かうくらいなら、冷たい水にも負けず、隅々まで愛車を磨いてあげるほうが100倍有意義なものになるであろう、ということだ。

ああ、MOTOGPのチャンプであるV・ロッシはモテて仕方がないようだが、その周りでサインをねだるファンに自分を重ね合わせることは競争から降りたものの考えであり、そしてそれはほとんどの場合、確信的に正しい。

(僻みというか……お前、性格悪いぞ)
(いやそんなつもりじゃないんです、信じて下さい(泣))

例えば美人で我が道を突き進んで周りを巻き込むようなカリスマがいたとする。

行う行為は正義でも悪でもどっちでもいい。とにかく派手なお祭り騒ぎだ。

そして地味で、そのくせ鋭い突っ込み役がため息の一つでも吐いてみせる。

それが始まり。

例えば探偵が殺人事件に巻き込まれる。

それで始まる。

――ノンフィクションよりフィクション、その中でも小説と呼ばれる大きな括りのジャンルが好きで、それは小学生の頃から変わってないけれど、時間が経つと「どーして好きなの」とかそういう理由について、何だかんだとこじつけてしまう。

答えは一応出ていて、フィクションを作るのは書く人の「作るんだ」っていう意欲が感じられて好き。

ノンフィクションは「作る」んじゃなくて「見つける」という作業がその作品の価値を決定していると思うけれど、僕の現実は自分の周りだけで精一杯というか。

ただそこにあるだけの現実とフィクションを比べるのに無理があるような気がするけれど、圧倒的に多数を占める事実の洪水に、文章を組み合わせているだけで、もしかしてぐるぐる同じ場所を回ってるんじゃないかとも思う虚構であっても、放り出された殺伐とした事実を人間が苦労して「なんとか納得する気持ちになる」所まで持っていくのはノンフィクションからフィクションを作る、そんな試みかもしれないわけで。

そういう風に考えると、目の前のケーキを食べる行為はノンフィクションだが、その時感じた感想はフィクションであって、えーと、世界はノンフィクションで満ちているけれど、人間の頭の中は印象とか、感想とかそういうものが大半を占めていて行動を決めていたりして、世界とは逆にフィクションで満ちているのが人間の頭の中だったとしたらなんだか、生命は日々、世界という現実と戦ってるのかもなーと。僕はそれを少しロマンチックな事だと思う。自分の殻に閉じこもってるとも言えるけど。

冒頭に書いたような設定で、似たような小説は沢山ありますがト書きじゃ内容の質についてまでは解らない事が多いから全部読んでから判断しなきゃ納得できない、と決めてますがそんな事してたら触れる事の出来る作品は限られすぎてしまうので友人の薦めとかブックオフの100円コーナーで出会った本との直感を信じて出来るだけ幅広く、と心掛けてる今日この頃。

(読んだ作品がお前の文章に活かされればいいけどな)

(改悪、ってのは簡単だよ……)

もう無くしてしまったけれど、ちょっと高級なシャーペンとボールペンが使い分けられるやつをクリスマスに親から貰った時はとても嬉しかった。

意味も無くノートに書いたりして(決して勉強をしたわけじゃないのがポイントだ(^_^;)。

えーと、そんなことを時々思い出すけど、社会人になって給料貰う身になった今も物欲は人並みにあるんだが、あの当時の情熱には及ばないなぁと。

「ファミコン欲しい」としつこく、恥も外聞も無く泣きじゃくってせがんだ気持ちに匹敵するものはないのが実感としてある。

僕はまだ子供がいないけれど、百貨店でぬいぐるみでもお菓子でも虫キングでもなんだっていいけど、わんわん泣きながらごねている〝その情熱〟は、たとえそれが愚かで狭い視野に基づいたものであっても、今の僕には適わないと思うんですよ、ねぇ?

それを忘れないでおこうと。それを知っているけど「買ってやんない」って言えるようにありたいと。意地悪な気持ちではなくて。

そして〝その情熱〟を持ち続けた大人が栄光でも破滅でもとにかく、なんかこう――ハッキリしたもの、を手に入れるのかもしれないなと、まあここら辺から後は文章にもならない感情が続きそうなので限界。

(その投げやりな態度が建設的な明日を生まねーんだよって――まあ、解ってるのに出来ないってのが一番始末が悪いよ)

今日のニュースにこんなのがあった。

少女がキス後に急死-カナダ

――僕はこういうのがもっとも悲惨な事態の一つだと思う。彼氏の立場には絶対立ちたくないな。

世界にはすばらしいと思えることが身も蓋もない残酷な事実でしかないことがあり、無視したところで何も変わる事は無い。別にそこには悪意は存在しないのがまた、どうしようもないところだけど。

謀略なら憎むことも出来る。理解があるなら諦める事も出来る。

しかし――こんなのはただ、残された人は置き去りにされて、ほっとかれるだけだ。

感情は後からピントのずれた形で浮かぶのだが、もうその先には何も無いような。空洞だ。

もし美しく想像するような、ちと恥ずかしい後ろめたさと恋心の末の結末なら、悲劇だ。

そんな事態は間違いなく僕の周りでも、あなたの周りでも、確実に在る。そんな事ばかり恐れて生きていくわけにもいかないので、「自分だけはそうならない」という根拠の無い自信を、ドラックのように服用し続けるのは決して、弱いとか責められる筋合いは無いと思います、はい。

同じ様な事言ってる気もするが、まあ結局、クルマでもバイクでも法定速度を守っていても、突然飛び出してきた人影を避ける事がいつも可能とはとても言えないけど、その可能性を理由に「降りる」人は居ないってのが言いたいような、何やかやでごにょごにょ。

自分には限界があるけれど、諦めるのは終わってからで遅くないし、終わったと思っても、また始まるさ、とかそんな感じでごにょごにょ。

(随分歯切れが悪いじゃないか)
(世界vs自分の決闘に勝つイメージは無いって感じスか?)

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